【高松マンション改修】塗り替え時期
マンションの改修時期は、大規模修繕工事は一般的に12~15年周期、小規模な修繕は劣化の兆候が見られた時点で実施します。大規模修繕工事の周期
- 国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」では、大規模修繕工事は12~15年周期が実施の目安とされています。
- 建物の劣化の度合いは立地や使用状況によって異なります。
- 大規模修繕の回数を減らすことで、建物全体のライフサイクルコストを抑えることができます。
小規模な修繕
- 4~6年目など、劣化の兆候が現れ始めている部位のメンテナンス時期です。
- 建物点検報告書を確認しましょう。
大規模修繕工事の時期に適している季節
- 春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)が適しています。
- 気候条件の影響と工事のしやすさが挙げられます。
大規模修繕工事を行う際は、マンションの劣化状態を把握する正確な診断が必要です。
【高松マンション改修】RCの塗り替えサインは?
コンクリート改修のサインには、次のようなものがあります。エフロレッセンス(白華現象、ひび割れ(クラック、水たまり、 植物の繁殖。コンクリートの劣化は、気温変化や使用状態、施工の問題などさまざまな要因によって引き起こされます。エフロレッセンス(白華現象)
- コンクリートの表面に白く染みたり白い塊が付着したりしている状態
- コンクリート内のアルカリ成分が水分とともに表面に染み出したもので、コンクリートの中性化が進んでいる可能性があります
ひび割れ(クラック)
- 鉄やコンクリートは気温変化で伸び縮みを繰り返すため、ひび割れが生じます
- 雨水や空気が侵入することで、内部の鉄筋が酸化して錆び、膨張が進行します
コンクリートの劣化を早期に発見するためには、定期的な点検が欠かせません。
【高松マンション改修】タイル部分のメンテナンスは必要か?
タイルは耐久性が高く、汚れに強い外壁材ですが、定期的なメンテナンスが必要です。タイルが劣化すると剥がれ落ち、雨漏りや事故につながる可能性があるため、注意が必要です。タイル改修が必要な理由
- 接着不良や強い衝撃、建物の揺れなどでタイルが剥がれたり、亀裂が入ったりする
- タイル下地のモルタルや接着剤が劣化してタイルが剥離する
- コーキングが紫外線や雨風、温度差などで傷み、雨漏りを引き起こす
タイル改修のタイミング
- 10年以上メンテナンスしていなかったり、気になる箇所があったりする場合は、早めに業者に点検してもらう
- タイルの浮きや割れが確認できたら、早めのメンテナンスを行う
タイル改修の内容目地や接着面のモルタルの補修、コーキングの打ち替え、 タイルの交換。
【高松マンション改修】増えているタイル剥落事故
タイル剥落事故とは、外壁タイルやモルタルが劣化や地震などによって剥落し、人や物に被害を与える事故です。タイル剥落事故の責任は、建物の所有者や管理者、管理組合などが負う場合があります。タイル剥落事故の発生原因としては、次のようなものがあります。
- 雨水による下地材の腐食
- 日射による温冷の繰り返しによるタイルの膨張・収縮
- 施工不良
- 大雨、強風、台風、地震
タイル剥落事故を未然に防ぐには、定期的な点検や調査の実施が重要です。定期点検や調査の実施方法としては、次のようなものがあります。打診調査、赤外線調査、ひび割れ調査、 ドローン調査。また、台風や地震などの災害の後は、目視ではわからない劣化が発生している可能性があるため、安全性を確認するために点検を実施しましょう。
【高松マンション改修】コンクリート落下事故
コンクリートが落下する事故には、次のようなものがあります。
- 福岡トンネルコンクリート塊落下事故(1999年)
- 上越市でヘリコプターから生コンクリートが落下する事故(2024年)
- 東京・港区のビル解体工事現場でコンクリート片が落下する事故(2024年)
- 大阪市平野区の学校の更衣室の天井からコンクリートが落下する事故(2021年)
- JR神戸線の高架橋からコンクリート片が落下する事故(2019年)
- 名神高速道路の橋桁からコンクリート塊が落下する事故(2024年)
コンクリートの落下事故は、コンクリートの老朽化や、車の排気ガスや酸性雨、潮風などの塩害による中性化が原因で発生することがあります。また、コンクリートのクラック(ひび割れ)から雨水や水分などが侵入し、コンクリート内部の鉄筋が腐食することも原因として考えられます。
【高松マンション改修】定期的な診断が必要
マンション診断とは、マンションの劣化状況や管理状況を調査し、適切な修繕や管理を行うための基礎資料を得るものです。マンション診断には、次のような種類があります。
- マンション管理適正化診断:マンションの管理運営状況や修繕計画状況などを調査する診断
- 建物調査診断:マンションの劣化状況を調査する診断
マンション診断では、調査員が目視や触診、機械調査などを行い、建物の劣化状況を確認します。また、管理組合が用意している書類や居住者アンケートなども活用されます。マンション診断のメリットとしては、次のようなものがあります。
- 建物の劣化状況を把握でき、適切な修繕を行うことで資産価値の低下を防ぐことができる
- 耐震性能を上げる改修やグレードの高い塗料に変更するといった改修を行うことで、建物の性能が高まり価値が向上する可能性がある
- 売却前に建物診断を行うことで、買主に対して建物の状態を正確に伝えられるため、スムーズに売却できるようになる可能性がある
マンション診断の費用は、マンションの規模や業者、地域によって異なります。
【高松マンション塗装】おすすめ塗料
30年耐久無機ハイブリッドチタンガード
無機ハイブリッドチタンガードは、PLジャパン株式会社が開発・販売している外壁塗料です。耐用年数は最大30年で、紫外線や雨風、塩害などの厳しい気候条件でも劣化しにくいという特徴があります。無機ハイブリッドチタンガードの特徴は次のとおりです。
- 耐候性が高い
- 汚れにくい
- ひび割れしにくい
- 遮熱タイプや艶調整がある
- 色あせにくい
- 透明性がある
- 高温でも燃えにくい
- 環境にやさしい
無機ハイブリッドチタンガードは、特殊チタンとラジカル制御技術によって紫外線を吸収することで発生する劣化因子「ラジカル」の発生を制御しています。これにより、外壁の劣化症状が起こりにくく、高い耐候性を保つことができます。
17年耐久無機レガロシリーズ
無機レガロシリーズは、ペイントラインジャパンが開発した無機ハイブリッドチタンガードシリーズの塗料で、紫外線や雨、風などから屋根や外壁を保護します。無機レガロシリーズの特徴は次のとおりです。
- 耐候性に優れた無機成分「オルガノポリシロキサン」を配合している
- 汚れやすいシリコン塗料に無機成分を配合して低汚染性を向上させている
- 艶やかな光沢性と平滑性で、美しい塗膜を実現している
- 親水性・防藻・防カビ性能に優れている
- 1液タイプで作業性に優れている
無機レガロシリーズの塗料には、レガロアクアなどがあります。レガロアクアは、無機成分「オルガノポリシロキサン系樹脂」に特殊チタンを加えた無機塗料に特殊シリコン樹脂を配合したハイブリッドスタンダード無機塗料です。
【高松マンション塗装】おすすめタイル改修
30年耐久タイル剥落防止タイルホールド
KFタイルホールドは、KFケミカルが開発したポリウレア樹脂塗料を用いたタイルの剥落防止工法です。外壁タイルの補修や調査の際に使用され、外壁の防水やはがれを防止します。KFタイルホールド工法の特徴は次のとおりです。
- 強靭で柔軟性があり、外壁の動きに追従してタイルを落下させない
- 透明な塗膜で、既存のタイルの意匠を損なわない
- 耐候性に優れているため、施工後も長期にわたって外観を維持できる
- 施工ミスを防ぐことができる
- 低価格・短工期で、トップコートやネット貼付け工程が不要
KFタイルホールド工法は、KFタイルホールド工業会に加盟する施工資格を有する企業のみが施工できます。施工には特別な研修を受けている会員が責任をもって行います。
【高松マンション改修】屋上防水について
マンションの屋上防水には、次のような種類があります。ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、 FRP防水。それぞれの特徴や耐用年数、費用相場などが異なります。ウレタン防水
- ポリイソシアネートと硬化剤を混ぜ合わせたウレタン樹脂を塗り広げて乾燥させる工法です
- 密着工法と絶縁工法の2種類があります
- 耐用年数は約10~12年です
シート防水
- 継ぎ目がある防水です
- 耐用年数は約10~15年です
アスファルト防水
- 表面がざらざらしている防水です
- 継ぎ目がある防水です
- 耐用年数は約15~25年です
FRP防水
- 液状の不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤、ガラス繊維などの補強材を組み合わせた防水膜です
- 継ぎ目がない防水です
- 耐用年数は約10~12年です
屋上防水工事を行う際は、施工場所の状況や環境に適した種類を選ぶことが大切です。
高松マンション塗り替え改修工事はホームサービスにお任せください。
代表メッセージ
「快適な住環境」の提供と「真心こめた」人のサービスでいつまでも地域に愛され続ける。
この言葉を私たちの経営理念として、お客様のニーズやご要望にお応えするために、
知識・接客ともにプロフェッショナルとして、日々、勉強会・研修を行っております。
住まいはお客様の大切な財産であり、その資産価値を高め、
守っていくことが私たちの使命だと考えています。
これからもご愛顧頂きますようよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 田邊 卓也
17年間塗料メーカーに勤務。勤務中は塗料勉強をはじめ、おもてなし研修、リーダーシップ研修などさまざまな研修会に参加し20店舗以上を統括。これまでの経験を活かし、新会社ホームサービスグループを設立。