屋根板金が浮いてるとどうなる?
屋根の板金が浮いている状態を放置すると、強風で飛ばされたり、浮いている状態がひどくなったり、結露や結露が発生して雨漏りや屋根材、壁の腐食につながったり、トラブルが大きくなってしまいます。
屋根板金が浮くのは建てて何年くらい?
新築の家や屋根のリフォームを行った場合、7〜10年経過すると棟板金が浮いてきます。 棟板金が浮く原因は、経年劣化により釘が抜けるためです。
屋根板金が浮く原因は?
棟板金の釘の浮きや抜けが発生する原因
棟板金は屋根の頂部にあるので長期間強風にさらされる傾向があり、次第に風圧で釘が緩んでしまいがちです。 すると屋根材と棟板金の間に隙間が生じ、より風の影響を受けやすくなります。 そして徐々に釘が抜けて棟板金が浮き上がることで、最終的には強風で飛ばされてしまうことになるのです。
屋根修理の目安は?
屋根リフォームを行う時期の目安は、屋根材の種類によって異なります。 トタン屋根などは早い場合で新築後7年程度ですが、瓦屋根など耐久性の高い屋根材なら30年以上保ちます。 リフォームの方法は、通常は塗装の塗り替えで済みますが、屋根材が古くなると重ね葺きや葺き直しなどでの対応が必要です。
屋根板金工事にかかる日数は?
棟板金の交換工事にかかる日数は、共に1日から3日程度の作業日数がかかります。 寄棟タイプの屋根の方が作業量が増えるため1日多く日数がかかる傾向があります。 少量であれば1日で既存の棟を解体撤去し、新設の棟まで終わらせることが可能です。 あとは棟の長さなどにより工期が決まります。
屋根谷板金修理にかかる費用は?
谷板金交換(税込88,000円~132,000円)
瓦屋根には形状によって谷板金(谷樋)が設置されています。 谷板金は錆びにくく劣化しにくいステンレスや銅、ガルバリウム鋼板で施工されていますが、経年劣化が進行すると錆や穴あきが発生し雨漏りの原因となってしまいます。
屋根交換時期は?
屋根は何年くらいで交換したほうがいいですか?葺き替えが必要な時期の目安
セメント瓦/和瓦(日本瓦)/洋瓦 | 20~60年 (セメント瓦の場合=〜40年) |
---|---|
ガルバリウム鋼板 | 20~40年 |
スレート(カラーベスト/コロニアル) | 15~35年 |
トタン(瓦棒) | 15~30年 |
屋根は事前に診断することが重要
屋根の診断では、次のようなポイントを確認します。
- 雨漏りや雨音がしないか
- 天井や壁にシミがないか
- 屋根材に割れ、ズレ、たわみがないか
- 屋根材の色が変色していないか
- 屋根材に錆が発生していないか
- 雨樋に問題がないか
- 屋根表面や曲加工の部分に錆びが出ていないか
- 軒先部分や破風部分が腐って落ちかけていないか
- 屋根材が波打ったように歪んでいないか
- ハゼ(勘合部)が外れたり、開いたりしていないか
屋根は家の中でも高い部分にあるため、目視では確認できないことがほとんどです。2階から1階の屋根を見下ろしたり、新築時の写真と見比べたりすると劣化の症状を見つけられることもあります。また、屋根に上ることはせず、上階から屋根を確認したり、押し入れや小屋裏など室内の状態を確認したりすることもできます。
代表メッセージ
「快適な住環境」の提供と「真心こめた」人のサービスでいつまでも地域に愛され続ける。
この言葉を私たちの経営理念として、お客様のニーズやご要望にお応えするために、
知識・接客ともにプロフェッショナルとして、日々、勉強会・研修を行っております。
住まいはお客様の大切な財産であり、その資産価値を高め、
守っていくことが私たちの使命だと考えています。
これからもご愛顧頂きますようよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 田邊 卓也
17年間塗料メーカーに勤務。勤務中は塗料勉強をはじめ、おもてなし研修、リーダーシップ研修などさまざまな研修会に参加し20店舗以上を統括。これまでの経験を活かし、新会社ホームサービスグループを設立。