
防水工事の種類
防水工事には、ウレタン防水、アスファルト防水、シート防水、FRP防水などがあります。それぞれ特徴や適した場所が異なります。【防水工事の種類と特徴】
- ウレタン防水:面積や材質を問わず施工でき、ビルやマンションの屋上バルコニーやベランダなどに適しています。
- アスファルト防水:耐用年数が長く、表面がざらざらしているのが特徴です。
- シート防水(塩ビシート防水、ゴムシート防水など):保護塗装が不要で維持管理費が節約できるのが特徴です。陸屋根やベランダ、バルコニーなどに適しています。
- FRP防水:軽く耐久性が高いのが特徴で、マンションやオフィスビルの屋上バルコニーやベランダ、屋上駐車場などに適しています。
防水工事の改修時期

防水工事の改修時期は、一般的に10年~12年程度です。防水層の点検調査を7~8年目に行い、部分的な治療を行うことで、改修サイクルを延ばすことができます。【改修時期の目安】
- 防水層の点検調査を7~8年目に行う
- 劣化が進む前に依頼する
- 防水機能を保つには定期的なメンテナンスが必要
【防水工事の耐用年数】
- 防水工事の耐用年数は、工法や使用する防水材、施工方法によって異なります
- FRP防水は約10~15年、ウレタン防水は約10~13年、シート防水は約12~15年、アスファルト防水は約12~20年です
【防水工事の劣化症状】ひび割れ、苔や雑草が生えてきている、水が溜まる箇所がある、防水シートの浮き、 防水シートの破れ
防水工事の費用

防水工事の費用は、使用する防水材の種類や施工面積、防水工事の範囲などによって異なります。【防水工事の種類別の費用相場】
- ウレタン防水:4,000~7,000円/㎡程度
- 塩化ビシート防水:4,000~7,500円/㎡程度
- FRP防水:6,000~10,000円/㎡程度
- アスファルト防水:5,500~8,000円/㎡程度
【防水工事の範囲別の費用相場】
- 外壁防水:約30万円~80万円
- ベランダ・バルコニー防水:約10万円~30万円
- 基礎防水:約20万円~50万円
- 全体防水:約100万円~200万円
【防水工事の費用に影響する要素】
- 防水工事の範囲(外壁、ベランダ、基礎など)
- 使用する防水材の種類(ウレタン、塩化ビシート、FRP、アスファルトなど)
- 施工面積
- 既存シートの撤去費用(シート防水の場合)
【防水工事の耐用年数】
- ウレタン防水:約10~13年
- 塩化ビシート防水:約10~15年
- FRP防水:約10~15年
- アスファルト防水:約15~20年
防水工事部分補修について
防水工事の部分補修とは、防水層が部分的に劣化している場合に、その部分だけを補修する方法です。【部分補修の方法】破損箇所を切り抜く、下地を作り直す、新しいシートや防水材を貼り付ける、ウレタン防水塗料を塗布する、 防水層を保護するコーティングを行う。【部分補修の注意点】
- 部分補修だけでは十分な防水機能を発揮できない場合がある
- 既存の防水シートと新しく生成した防水層との隙間から雨水が浸入する可能性がある
- 既存部分の耐用年数次第ではすぐに全面補修が必要になる可能性がある
- 劣化の進行度合いによっては全面の補修工事が必要になる
【部分補修の適用範囲】
- 防水層の劣化の度合いが軽微である場合
- 局所的な膨れや破れであれば部分補修でも十分可能
【防水工事の定期点検】
- 防水層の劣化を放置して雨漏りが発生すると、室内に雨水が垂れてくる場合や、躯体に浸水して建物の耐久性を下げてしまう場合もあります。

代表メッセージ
「快適な住環境」の提供と「真心こめた」人のサービスでいつまでも地域に愛され続ける。
この言葉を私たちの経営理念として、お客様のニーズやご要望にお応えするために、
知識・接客ともにプロフェッショナルとして、日々、勉強会・研修を行っております。
住まいはお客様の大切な財産であり、その資産価値を高め、
守っていくことが私たちの使命だと考えています。
これからもご愛顧頂きますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 田邊 卓也
17年間塗料メーカーに勤務。勤務中は塗料勉強をはじめ、おもてなし研修、リーダーシップ研修などさまざまな研修会に参加し20店舗以上を統括。これまでの経験を活かし、新会社ホームサービスグループを設立。