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【高松外壁塗装】和風木の家外壁塗装おすすめ塗料や費用、耐久性を詳しく解説

【高松外壁塗装】木部塗装の目的

木部塗装の目的は、木材を保護して耐久性を高め、美観を保つことです。木材は自然素材のため、紫外線や雨水、風などの影響で劣化しやすく、放置しておくと腐朽菌やシロアリなどの被害を受ける可能性があります。塗装することで、これらの劣化や腐朽を防ぎ、木材を長持ちさせることができます。木部塗装の主な効果は次のとおりです。

  • ヤケや変色を防ぐ
  • 擦り傷や砂ぼこりなどの物理的な被害を減らす
  • カビや腐朽菌の繁殖を防ぐ
  • 汚れを付きにくくする
  • 滑り止めの機能を持たせる

木部塗装には、塗料の種類やハケの種類、下地処理など、さまざまなポイントがあります。塗料には、木材の表面に塗膜を作って保護する「造膜型」と、木材の内側に向かって塗料を浸透させて保護する「浸透型」があります。また、ハケの形や毛の種類によっても適した用途が異なります。塗装する時期は、色あせや塗膜の剥がれ、表面の毛羽立ちなどの症状が見られたら目安になります。

【高松外壁塗装】木部塗装の塗り替え周期

木部塗装の塗り替え周期は、一般的に3~5年程度です。ただし、塗料の種類や使用環境、立地条件などによって異なります。木部塗装の塗り替え時期の目安は、次のとおりです。

  • 合成樹脂調合ペイントで塗装した場合は、3~5年を目安に塗り替えましょう。
  • アクリル系塗料で塗装した場合は、6~10年を目安に塗り替えましょう。
  • ウレタン系塗料で塗装した場合は、8~12年を目安に塗り替えましょう。

また、木部の劣化症状には、次のようなものがあります。

  • 手で触った時に粉が付く(チョーキング)
  • 塗った時よりも色が褪せている、変色している
  • 樹脂部分が白く濁っていたり、黒くカビのように見える
  • 表面にカビが生えている、コケが見える、表面にスが立っている

これらの症状が見られる場合は、早めにケアをした方が安心です。

【高松外壁塗装】木部塗装の費用

木部塗装の塗り替え費用は、塗装する場所や面積、塗料の種類、施工難易度などによって異なります。木部塗装の塗り替え費用の一例は次のとおりです。

  • 木造外壁の塗装:1㎡あたり7,000~13,000円が相場で、30坪の住宅で考えると600,000~1,200,000円程度です。
  • ウッドデッキ塗装:4㎡あたり16,000円程度が相場です。
  • 和室の木部塗装:6〜8畳ほどの和室であれば、50,000円〜程度、古民家のように柱や梁などが多い場合には、100,000〜円程度になります。
  • 軒天塗装:1平米あたりの相場は900円〜1,500円です。
  • 木製やスチールの出入口枠と窓枠は1mあたり800円〜、木製の額縁は1mあたり600円〜800円、木製の建具は1枚7,000円からが相場です。

雨漏りや木材のひび割れなどが生じている場合は、補修や外壁材の一部の交換が必要になり、費用が加算されます。

【高松外壁塗装】おすすめ木部塗装

キシラデコール

キシラデコールは、木材の保護を目的とした油性塗料で、防腐・防カビ・防虫効果があります。日本の気候に適した耐候性と耐久性があり、一般住宅のウッドデッキや外壁、文化財や公共施設など幅広い場所で採用されています。キシラデコールには、次のような特徴があります。

  • 木材に浸透して塗膜を作らないため、木材の呼吸を妨げず通気性を保つことができます。
  • 木目を生かす「浸透タイプ」と、塗膜で保護する「造膜タイプ」の2種類があります。
  • 耐候性に優れ、紫外線や風、雨・雪、熱気・寒気などによる木材の劣化を防ぎます。
  • 木材に浸透して内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮します。
  • 浸透タイプは木目や紋様など木材の風合いをそのまま楽しむことができます。
  • 造膜タイプは古材でも明るく仕上げることができます。

キシラデコールには有機溶剤が含まれているため、作業中や乾燥するまでは換気を良くし、有機溶剤による中毒の防止や臭気の低減に配慮する必要があります。

【高松外壁塗装】木部塗装に重要なケレン

木部塗装のケレンとは、塗装の前に木部の表面を削り、汚れや古い塗膜を取り除く下地調整の作業です。ケレン作業を行うことで、塗料の密着性を高め、美しい仕上がりや耐久性を確保することができます。ケレン作業には、サンドペーパーやスクイーパー(皮すき)、マジックロンなどの道具を使用します。ケレン作業には、劣化の種類に応じてさまざまな工法があり、主に4つの種類があります。

  • 1種ケレン:腐食が非常に激しい場合に行われ、ブラスト工法や酸洗浄で完全に除去します。
  • 2種ケレン:錆びや剥離がひどく、主に電動ブラシやディスクサンダーなどの電動工具を用います。
  • 3種ケレン:部分的に錆びている場合に行われ、劣化していない塗膜は残します。
  • 4種ケレン:サビがあまり広がっていない場合に行われ、皮スキ、スクレイパー、ワイヤーブラシ、研磨パット、サンドペーパーなどによって、表面を処理します。

ケレン作業は、塗装の仕上がりや後の施工不良に大きく影響するため、重要な工程となります。ケレン作業を省いたり、手で軽く剥がしただけで塗装をしたりする塗装屋も多い業界ですが、ケレンカスが多く落ちるので養生も追加で行う必要があります。

代表メッセージ
「快適な住環境」の提供と「真心こめた」人のサービスでいつまでも地域に愛され続ける。
この言葉を私たちの経営理念として、お客様のニーズやご要望にお応えするために、
知識・接客ともにプロフェッショナルとして、日々、勉強会・研修を行っております。
住まいはお客様の大切な財産であり、その資産価値を高め、
守っていくことが私たちの使命だと考えています。
これからもご愛顧頂きますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 田邊 卓也
17年間塗料メーカーに勤務。勤務中は塗料勉強をはじめ、おもてなし研修、リーダーシップ研修などさまざまな研修会に参加し20店舗以上を統括。これまでの経験を活かし、新会社ホームサービスグループを設立。