雨樋の交換時期について

雨樋の交換は、経年劣化や大規模な破損などによって必要になります。雨樋の交換時期や費用、工事の流れなどについて解説します。

	雨樋の交換
交換時期	20～25年が目安ですが、経過年数だけで判断するのは難しい
費用	全体交換で20万～70万円、部分交換で1.5～5万円程度
工事の流れ	足場の設置、軒樋の金具の取り付け、軒樋の取り付け、縦樋と金具の取り付けなど

雨樋の交換は、経年劣化や大規模な破損がある場合に全体交換を行うのが適切です。部分的な補修や交換は、傷みが少なく、コーキングやテープ補修で対応できる場合に検討します。部分交換では、作業費がメインでかかります。雨樋の交換は、屋根修理や外壁塗装などの作業と同時に行うとトータル費用を抑えられる傾向があります。また、専門業者であれば、材料を大量に安価に仕入れることが可能なため、DIYではなく業者に依頼したほうが費用も安く抑えられるでしょう。

雨樋の一部交換の費用はいくらですか？

雨樋の一部がひび割れたり、破損したりした場合には、部分的な修理・交換が必要です。 雨樋の一部のみを修理もしくは交換する場合、1か所あたり3万円～5万円ほどの費用が相場です。 2箇所の補修が必要な場合で、6万円～10万円程度になります。

雨樋部分交換はどこに頼むか？

雨樋の修理はどこに頼めばいいですか？

雨樋修理はどこに頼めば良いですか？ 雨樋修理は主にハウスメーカー、工務店、ホームセンター、雨樋修理専門事業者、屋根工事事業者、外壁修繕・塗装事業者の6つの選択肢があります。 ご自身が求めているサービスや予算・費用に合った事業者を選びましょう。

雨樋の交換は何年に一度ですか？

雨樋は、屋根や外壁同様に紫外線や雨風の影響で日々劣化しています。 劣化すると、色あせや割れてしまうため、ある程度の年数が経過したらメンテナンスが必要となります。 素材によって耐用年数が違いますが、おおよそ「20～30年」でメンテナンスをおすすめします。

軒樋の交換費用はいくらですか？全交換

内容	単価相場
軒樋交換	4,000～6000円/m
竪樋交換	3,000～7,000円/m
集水器交換	3,000～5,000円/箇所
合わせ枡交換	2,000～3,000円/箇所

雨樋の火災保険はいくらから適用されますか？雨樋の修理工事を申請するための適応条件

・屋根や雨樋などの修理工事費用が「20万円以上」の場合のみ火災保険の補償を受けられます。 ・風災や雪災などの自然災害による破損事故から「3年以内」に申請および請求を行った場合のみ補償を受けられます。

雨樋のつまりを解消する方法

必ずはしごや脚立に慣れてる人が作業するようにしましょう。 はしごや脚立などを使い、雨樋に詰まっている枯れ葉や土などをデッキブラシや長ほうき、長めのトングなどを使って取り除きます。 軒樋が詰まってる場合は集水器が詰まっている可能性が高いので集水器も確認しましょう。

雨樋を修理しないとどうなる？

雨樋の破損をそのままにしておくと、雨水が勢いよく地面に落ちていきます。 1～２階の高さから雨水が落ちると、数年で地面がえぐれたりコンクリートが削れたりする恐れがあります。 長く放置すると地面が湿りやすくなってシロアリの発生に繋がることもあるでしょう。

雨樋修理 何日？

雨樋のメンテナンスは高所作業になるため、破損や詰まりなどのトラブルが生じた場合は専門業者に依頼しよう。 作業日数は、取り外しに１日、取り付けに半日〜2日が目安です。

雨樋ネットを取り付ける費用はいくらですか？

雨樋網(落ち葉除けネット)の設置費用は、一般的にリフォーム業者に頼む場合、1mあたり4,000円程度が相場となっています。 2階以上で足場が必要な場合は、足場の設置費用も加算されることがあります。 ただし、設置する場所や状況によっても費用が異なるため、正確な費用は見積もりが必要です。

雨樋の劣化による症状は？

雨樋に変形する（ゆがむ）、穴が空く、割れる、外れる、漏れるなどの症状があれば経年劣化の可能性が高いため、業者による雨樋交換をおすすめします。

雨樋交換の足場代はいくらですか？全交換

内容	単価相場
足場代	600～800円/㎡
処分費	1～5万円/一式
軒樋交換	4,000～7,000円/m
竪樋交換	3,000～7,000円/m

雨樋バンド交換

雨樋の固定バンド交換の費用は、1か所あたり1,000円からが目安です。雨樋の修理や交換にかかる費用は、雨樋の傷みの程度や交換の範囲、作業方法、足場が必要かどうかなどによって異なります。

	費用相場
部分的な補修・交換	1.5～5万円程度
雨樋交換（1m）	6,000円～1万円程度
雨樋全交換	30万円～60万円程度
DIY	1,000～5,000円程度
業者へ依頼＆足場不要の部分修理	1万～10万円程度
業者へ依頼＆足場が必要な部分修理	6万～30万円程度

雨樋の修理や交換には火災保険が適用できる場合もあります。火災保険の補償を受けるには、屋根や雨樋などの修理工事費用が20万円以上で、風災や雪災などの自然災害による破損事故から3年以内に申請および請求を行う必要があります。