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【高松外壁塗装】鉄部塗装の必要性や塗り替え費用について詳しく解説

鉄部塗装の目的とは?

鉄部塗装の目的は、鉄部を錆や腐食から守り、耐久性や安全性などを確保することです。鉄部とは、コンクリート以外の鉄(鋼)製の部材で、手すりや扉、シャッター、鉄骨の階段などが該当します。鉄部は常に外気に触れているため、錆や汚れが目立ちやすく、耐用年数を待たずに塗料が剥げてしまう場合があります。鉄部塗装の目的は次のとおりです。

  • 錆による劣化を防ぐ
  • 美観の回復
  • 鋼製部材の耐久性や安全性などを確保する

鉄部塗装の工事工程は、ケレン、錆止め、中塗り、上塗りの4ステップです。錆の状態が軽度であれば、錆びをサンドペーパーで落とし、錆止めをしたうえで塗料を塗り重ねます。錆が進行して穴が開いたり腐食が進んでいる場合は、鉄部を交換する必要があります。

鉄部塗装の必要性は?

鉄部塗装は、鉄部が錆びて腐食するのを防ぎ、美観や耐久性を高めるために必要です。鉄は酸素や水分に触れることで錆びますが、塗装によって鉄と酸素や水分が直接触れなくなるため錆びを防ぐことができます。また、塗装によって鉄部の強度を保つことができ、安全性も確保されます。

鉄部塗装の目安は5年程度ですが、環境や使用状況によって大きく変動します。海沿いの塩害地域では3年程度、内陸部では7年程度持つこともあります。鉄部の劣化症状としては、色あせ、剥がれ、汚れ、チョーキング(白い粉が付く現象)などがあります。これらの症状がみられたら、専門業者に相談しながら塗装に取り組むようにしましょう。

鉄部塗装を行う際は、まず塗布面をサンドペーパーやスクレーパーなどで研磨して汚れや旧塗膜、錆などを除去する「ケレン」作業を行います。その後、錆止めプライマーで下塗りをし、中塗りからは上塗り材を使用します。

鉄部塗装は下地処理が重要

鉄部塗装の下地処理は、鉄部を塗装する前に錆や汚れを取り除き、塗料の密着性を高める重要な工程です。下地処理を怠ると、塗膜が剥がれやすくなったり、塗装の劣化や剥がれを引き起こしたりします。鉄部塗装の下地処理には、次のような作業が含まれます。

  • 錆を落とす:ワイヤーブラシやサンドペーパーなどで錆を削り落とします。電動のワイヤーブラシを使用すると効率的です。
  • 汚れをふき取る:錆の粉が残らないように、固く絞った雑巾でふき取ります。
  • 錆止め塗料を塗る:錆止め塗料はプライマーの役割も果たし、錆止め効果や密着効果、塗膜保持効果などがあります。
  • 目粗しを行う:鉄部の表面が平滑で滑らかなため、塗料が充分に密着しないためです。目粗しを行うことで、微細な傷を鉄部の表面につけることで、塗料がより密着しやすくなります。

下地処理には、ショットブラストと呼ばれる方法もあります。ショットブラストでは、小さい玉を鉄の表面にたくさん当てて荒らします。

鉄部塗装腐食部には溶接できる?

鉄部を塗装する場合は、溶接業者と協力して補強と耐久性を維持することが大切です。穴が開いて錆びている鉄部に塗装だけを施しても、意味がありません。鉄部塗装の工程は次のとおりです。

  • 養生をする
  • 下地の状態に合わせてケレン(錆落とし)をする
  • 錆止め塗料を塗布する
  • 仕上げとなる塗料をローラーや刷毛で塗布する(中塗り)
  • もう一度、仕上げとなる塗料をローラーや刷毛で塗布する(上塗り)

鉄部塗装では、錆止め塗料を必ず使用します。ピカピカの真新しい状態でも、錆止め塗料を使用します。また、鋼板を塗装後に溶接する場合は、塗装が傷まないようにするには、溶接部から塗装面を離す必要があります。塗装部の材質によって異なりますが、温度がおよそ473K(200℃)以上に上がらないようにする必要があります。

鉄部塗装前には錆止めはいる?

鉄部塗装には錆止めは必要です。錆止めは、鉄部を塗装する際に下塗りとして行う作業で、鉄部を錆から守るために欠かせません。錆止めをせずに塗装すると、鉄部と塗料の密着度が低くなり、塗膜が剥がれたり膨れたりすることがあります。また、数年のうちに塗膜が花開いたような状態になることもあります。錆止め塗装の手順は次のとおりです。

  1. ペーパーや金タワシ、カワスキなどで表面の旧塗膜を除去します。
  2. ケレン掛け後、錆止め塗料を塗布します。
  3. 錆止め塗装の後、上塗り塗料を塗布します。

錆止めにはさまざまな色があり、上塗りの色に合わせて選ぶとよいでしょう。白っぽい上塗りの色には白、クリーム色、薄いピンクなどの錆止めが合います。黒っぽい上塗りの色には黒か茶色など濃い色が合います。鉄部の塗装は、短期的な効果だけでなく、鉄部材の長期的な保護を目的とした重要な工程です。塗装する際は必ず専門業者に依頼するようにしましょう。

鉄部塗装の塗り替え費用

鉄部塗装の費用は、塗装する部位や状態、サイズによって異なります。部位別の相場は次のとおりです。

  • 鉄骨フェンス:3万円~10万円
  • 鉄骨門扉:3万円前後
  • 鉄骨ベランダ:5万~15万円
  • 鉄骨階段:8万~20万円
  • 鉄製ポストなど:5,000~10,000円

また、塗装の工程や塗料の種類によっても費用は異なります。たとえば、ケレンの費用はケレンの種類によって異なり、エポキシ樹脂系のサビ止め塗料の費用は5,500~7,000円程度です。中塗りや上塗りの費用は、ウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料などを使用する塗料の種類によって異なり、12,000~40,000円程度です。鉄部塗装の費用は、現地調査に基づいて見積もりを取ることで確認できます。また、オフシーズンに依頼すると、少しは安くなる場合があります。

ビフォー
アフター

代表メッセージ
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この言葉を私たちの経営理念として、お客様のニーズやご要望にお応えするために、
知識・接客ともにプロフェッショナルとして、日々、勉強会・研修を行っております。
住まいはお客様の大切な財産であり、その資産価値を高め、
守っていくことが私たちの使命だと考えています。
これからもご愛顧頂きますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 田邊 卓也
17年間塗料メーカーに勤務。勤務中は塗料勉強をはじめ、おもてなし研修、リーダーシップ研修などさまざまな研修会に参加し20店舗以上を統括。これまでの経験を活かし、新会社ホームサービスグループを設立。